普段は外食をしませんが、たまーに、誰かを連れて行くレストランをいくつか知ってないと不便だねーということで、お店探索をすることに。
いつもは歩かないような道を散歩して、小さなかわいらしいレストランを見つけました。
テーブルは結構埋まっていたので
私たちは老夫婦の横の席に座ることに。
最初はフランス語で挨拶しましたが、聞こえてくる会話は英語。
どうやら観光客のようでした。
でも、おじいさん、最初は私たちにつたないフランス語で
『このスープはおいしいよ。』
と教えてくれたりして、とってもキュート。
途中から私たちが英語を話すことに気がつくといままでの雰囲気から別人のように、あれやこれやと話が飛び出します。
奥さんが横から話すのもきかないほど、ノンストップ状態でした(笑)
数日後にカナダに戻るとのことでしたが、1ヶ月のヨーロッパ旅行で英語を話せる場所が少なかったよう。
そうとう奥さん以外の誰かと英語で話がしたかったのね。。
それにしても、西洋の人たちのリタイア後の時間の過ごし方は、いつも、すごいなーと思います。
隠居、なんて言葉ないですもんね。
そのご夫婦も年齢は聞かなかったけど、かなりのご高齢。にもかかわらず、パリをえっちらおっちら歩いて楽しんだそうです。
『これもいい経験だからね♪』と話すおばあさん。
私たちも思わぬところで、偶然にも素敵な出会いがあって、
たまの外食もいいもんだ、と思ったのでありました。
写真は秋らしく、黄色になった葉が揺れる木です。