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ようやく春がやってきたと思ったら、また冬の寒さが戻ってきたパリ。
旅から戻ってきてからブログを怠けてしまったので、2月分も含めて
毎年冬の恒例、保存食の仕込みを振りかえろうと思います。
雪をたーーくさん集めたよ♡
毎年、自家製味噌のために日本で仕入れていた麹ですが、
今年は麹菌を手に入れて、自分で麹を仕込むことにしました。
家にあるものでいろいろ工夫して、温度管理をすること3日間。
ついに、念願のマイ麹が完成!
これは麦で仕込んだ麦麹です。
モフモフと綺麗に菌糸がまわって、いいかんじ。
塩、大豆、麹のお米も全部フランス産のオーガニックのものです。
できるだけ、その土地の材料で作っていきたいと思っています。
せっかくなのでいろんなお米で麹を醸してみようと、インドのお米でも挑戦してみました。
これがなかなかの曲者で、、結構苦労したけど、さて、お味噌になったらどんな味になるのかな。
失敗も経験のうち。楽しみです。
そら豆が出だしたので、豆板醤も仕込みました。
そらまめ、麹、唐辛子、塩に自家製味噌を加えて、後は待つだけ。
世界中どこにいても楽しめる発酵の世界。
最近はフランスでもお味噌教室を開催されている方もたくさんいらしたり、
オーガニックのお味噌も、近所のお店で手軽に買えるようになっています。
ちょっと前までこんなに手軽に買えなかったのに。
将来は娘も自分でお味噌をつけたりするのかな〜。だといいな。
こちらは、去年仕込んだ黒豆お味噌です。
さすが黒豆。お出汁もいらないくらい旨みが凝縮されたおいしいお味噌になりました。
これは大豆。ベーシックタイプ。
冬仕込みのお味噌はしっかりおいしく出来上がっていますが、
去年の夏に麹を手に入れて思い付きで仕込んだお味噌は、なんだかとっても水っぽくなってしまいました。
気温の影響で発酵のペースが速くなりすぎたのでしょうか。
やっぱり、お味噌は寒いうちに仕込むのが一番ということです。
先人の智慧。
まだもう少し寒い日が続きそうなので、今のうちにもう少しお味噌を仕込もうと思います。